campino audio
campino audio

INTRODUCTION

音楽を楽しむ製品を目指して

campino auidoは、新しいオーディオブランドとして「音質」「デザイン」「価格」を追求した製品作りを目指しています。その第一弾の製品として、イヤホンとスピーカーを選びました。それは、現代の音楽や動画の楽しみかたである、スマートフォンや音楽プレーヤーに接続して使用する最も身近な製品だからです。ワンランク上の音の世界を体験できる、コストパフォーマンスの高い製品を提供したい、そんな製品を目指して企画を始めました。音を良くするための要素について時間をかけて検討し仕様を決めていきました。

また、高いコストパフォーマンスを実現するために、販売方法も見直し、オーディオのSPA(製造小売)モデルを実現。メーカー直販で、流通の中間マージンをカットして、提供できる限界の価格で、音楽好きな人に良いものを届けるという信念を貫いています。

イヤホンの開発

campino audioは、大手メーカーのように過去の資産が十分に無いため、まず、ハイレゾイヤホン(CP-IE300H)の開発を始めるにあたり、多くのメーカーのイヤホンを試聴し、自分たちの理想に近い音を出しているもの見つけるところから始めました。そして、その理想の音を構成する要素を分析するところから着手しました。音作りの初めは、まずオーディオ帯域の音が全体域にわたって十分に再生できているか測定し確認するところからスタートします。音質の追及以前に、まずはどの周波数の音もしっかり再生する質の良い素材、つまりドライバーユニットや構造を模索することから開始したのです。我々の理想は、低音から高音までバランスよくクリアに鳴らすことができ、音楽が持っているボーカルや各楽器の音色を繊細に表現するイヤホンです。その理想の音を目指して、ドライバー選び、音響設計、デザインを進めていきました。

ドライバー

ドライバーは、8㎜のダイナミック型を採用しました。ダイナミック型は、流行のBA(バランスドアーマチュア)型と違い、1つのドライバーですべての帯域の音を鳴らすことができるので、まとまった音になりやすい特徴がある一方で、音質調整の自由度が少ないという難しさがあります。ドライバーも多くの試作を行い、たとえば、ドライバーのボイスコイルの芯線の太さもいくつも試しました。最終的に0.045㎜のCCAW(CCAWは、通常の銅線と比べ軽量で、ボイスコイルを繊細に振動させることができ、高い音の再現性を実現しています。)を採用しました。女性ボーカルがとても良い音になったことが決め手でした。ドライバーのコーティングは、ベリリウムや炭素系(DLC)のコーティングなどもありますが、音質とコストのバランスから、チタンコーティングを選択しました。また、このドライバーは、出力音圧レベルを低めに抑え(94dB/mW)、それにより各帯域のレスポンスの良さと、低域の音からハイレゾの高域の音まで広帯域の高音質再生を実現しています。

構造・素材

イヤホンにおいてチャンバー(空間)は、容積が最も重要です。しかし必ずしも大きければ良いというものでは無く、大きくなると高音では悪い影響が出るため、音響的に最適なサイズを探しました。次に、バスレフポートの径とドライバーからの距離、チャンバーの奥行きやノズルの長さをいくつも試作して、微調整を繰り返し、理想とする音に近づけていきました。数多くの試作を重ねた結果、チャンバーは、ドライバーの後側の容積が810㎣、前が76㎣、バフレスポートは、ドライバーからの距離が2.2㎜、径は0.6㎜になりました。ハウジングの素材は、アルミニウムを使用しています。高価格なイヤホンであれば、もっと高級な素材を使うことも可能ですが、この価格帯のイヤホンとしては、音質に関係する剛性と質感の点で、アルミニウムは理想的な素材と言えます。

デザイン

イヤホンに求められる音質とフィット感を追求した結果、「壺」をモチーフにした「ヴェイスデザイン」に到達。美しい曲面で構成され、軽量で剛性の高いアルミニウム削り出しのハウジングは、不要な振動とノイズを抑えています。本体に丸みを持たせることにより、耳への違和感を和らげ、ノズルの長さを調整することにより、フィット感を実現しました。小さな筐体でも、美しい響きのためのチャンバーを確保し、自然で奥行きのある低音を実現しています。そして、内部構造は、平行する面を無くし、定在波による音への悪影響を抑えています。金型を使わずに削り出しで生産するため、ギリギリまで細かい調整が可能で妥協なくより理想に近づけられました。

ケーブル

イヤホンの性能を最大限引き出すために、4芯構成のケーブルに純度99.99%以上の高純度無酸素銅(4N OFC)を採用。スマートフォンで使うということで、リモコン、マイクをつけるという構想もありましたが、音を良くするためにリモコンとマイクの採用は見送りました。その代りとして、ケーブルは4芯独立構成ができるようになり、信号のクロストーク(混線)を低減し、リモコン分のコストを高級な芯線に使うことができました。 ケーブルも、絡まりにくく、タッチノイズの少ないセレーション加工のものを採用し音楽に集中できるよう配慮しています。

ハイレゾ

このイヤホンは、40kHz付近でも、十分な音圧を確保していて、真面目にハイレゾと言えるイヤホンになっています。そのようなイヤホンは、大手メーカーでも一部しか無く、他社製品でしたら15,000円~20,000円クラスのものになっています。超高域は精確な計測が難しく、推測になりますが、70kHzくらいまでは再生帯域が延びています。広帯域の周波数を再生できるということは、可聴帯域内での繊細で解像度の高い音の再生できるということですので、最終的に出来上がった製品の周波数特性は理想的な形をしており、ハイレゾといえる高音までちゃんと出した上で、バランスの良い音にまとめることができました。このイヤホンは、基本に忠実に開発しました。イヤホンとしては、とてもベーシックな作りで、飛び抜けた個性があるわけではありません。ただし、ベーシックであるがゆえに誤魔化しが効きません。その点では、買っていただいたすべての方に値段以上の音と納得いただける、campino audioの実力を知っていただける製品に仕上がっています。

パッケージ

パッケージは、商品を安全にお客さまにお届けし、また、包みを開ける時のワクワクを演出する重要なものです。同時に、開けてしまえば、不要になり、過剰な包装は地球環境に負担をかけるものでもあります。campino audioでは、高級なものは、高級なパッケージにという常識から離れ、campino audioではパッケージを再定義しました。パッケージに必要な要素を絞り、デザインはシンプルに過剰な演出を排除しました。素材は、環境に優しいダンボールを採用しながら、プレゼントにできるクオリティを目指しています。


スピーカーの開発

ハイレゾポータブルスピーカー(CP-SP500H)は、イヤホンとは異なるアプローチをしました。イヤホンでは、多くの既存製品を試聴することでcampino audioの音を模索したのですが、スピーカーではあらかじめ自分たちの理想の音を定め、その音を最終ゴールとしてデザインや設計を行いました。空間に音を放出するスピーカーは、イヤホンとは違ってスピーカーが置かれる環境によって聴こえかたが様々に変化します。例えば、騒音がある場所では、特定の楽器の音が聴こえなくなったり、音量が小さいとベースなどの低音が聴こえなかったりします。それらは人の耳の聴こえの性質によって引き起こされるのですが、イヤホンに比べてスピーカーは、その影響度が大変大きいのです。そこで、スピーカー開発にあたり、人の聴こえの傾向を設計仕様に取り入れて、どんな環境で聴いてもきれいな音楽が鳴るようにしようと考えました。そのためには、製品に盛り込む技術の一つ一つが高いレベルである必要がありました。結果として、この価格帯では極めて贅沢なスピーカー構成とアンプ回路になりました。また、スピーカーに人の聴こえの性質を考慮した鳴り方をさせるために、DSPによる高度な音響補正を行い、環境に左右されにくい音作りをすることができました。スピーカーユニットや回路に加え、デザインや機構面でもcampino audioの目指す音を意識し、細部にこだわった設計を行いました。もちろんハイレゾ(40kHz以上の高域再生)にも対応しました。

※ハイレゾの再生にはオーディオケーブルでの有線接続が必要になります。

音の特徴

campino audioスピーカーの音の特徴は、一口に言って臨場感です。例えば、ボーカルが入った音楽を鳴らすと、目の前に歌手がいるように声がぐっと際立ちます。ストリングスやシンバルなどの高い音は、元の楽器の音を彷彿とさせるくらい艶のある音で鳴ります。また、音量を下げていっても低音はしっかり聴こえます。小さな筐体から臨場感のある音を再生することができたのは、スピーカーユニットやアンプ、デジタル回路、機構デザイン、そして聴覚心理に基づくDSP調整、それらがベストの状態で盛り込まれているからです。

スピーカーの構造

スピーカーは、主に中低域用スピーカーユニットと高域再生用のドーム型ツイーターという2Way構成にし、それらを別々のアンプで駆動しています。このやり方は、高級オーディオやプロオーディオ機器によく用いられていて、2Wayバイアンプ駆動と呼ばれます。バイアンプ駆動により、各スピーカーの能力を最大限発揮させ、ダイナミックレンジが広く歪の無い音を再生できました。また、より低い周波数再生用に専用のパッシブラジエーターを2基背面に搭載しています。500mlペットボトルより少し大きいだけの小型な筐体に、2Way構成のスピーカーユニットとパッシブラジエーターを収め、適切な容積のチャンバーを確保できるよう、スピーカーユニットの配置と構造の検討を重ねました。

アナログ/デジタル変換

アナログオーディオ信号からデジタルオーディオ信号への変換は、24bit/96kHzサンプリングで行っています。元のアナログ信号の波形を出来るだけ崩さないように、AD変換器の内部は64倍オーバーサンプリングしています。また、デジタルオーディオ信号からアナログオーディオ信号への変換は、特に高域の美しさを求め、ツイーター用に高級オーディオで使用されることの多いBurr-Brown(TI)製のDA変換回路をコスト度外視で採用しています。

DSP

campino audioのスピーカーコンセプトは、パーソナルです。一人で読書やパソコン作業する時に好きな音楽を流したり、ネットラジオを聴いたり、プライベートパーティでのBGM再生を想定しました。その際、注目したのは、音量とバックグラウンドノイズです。音量が小さいと低音が聴こえなくなり、室内のさまざまな騒音や仲間との話声によってスピーカーから再生される音楽がマスキングされ、ボーカルが引っ込んで聴こえたり高音が弱まって聴こえたりします。どのような状況でも、よりリアルな音楽再生ができるように、人の聴こえの性質を考慮した音質調整をDSP(デジタルシグナルプロセッサー)で行っています。具体的には、聴覚心理データとの照らし合わせと実際の試聴によるデジタルEQ調整を行い、都度音響測定を実施し音を可視化していきました。

デザイン

一番こだわったのは、質感です。campino audioのスピーカーで特徴的なのは、各部品が合わさった部分の隙間が極めて小さく、そして隙間の距離のばらつきがほぼ無いことです。機構部品と組み立ての両方の精度が高いからこそ実現できています。この隙間の無さは内部構造にも生かされており、スピーカーをより理想的に鳴らすことに大いに貢献しています。製品全体のデザインは、周囲に溶け込み目障りな存在にならないことをコンセプトにしました。その結果生まれたのが、周囲360度を金属グリルで囲むことと、あらゆる突起を排除したフルフラットデザインです。表裏の無くと突起がないことからオーディオ機器を想像させず、どのようなインテリアにもマッチします。

Bluetooth

現在、Bluetoothで音をワイヤレスで送る規格や音の圧縮方式には、音質の考えの違いでいくつかの異なるフォーマットがあります。campino audioスピーカーのBluetoothワイヤレス機能は、主要な全ての規格に対応させました。音声圧縮コーデックについては、Bluetoothで標準となっているSBCはもちろん、より高音質なAAC、聴覚モデルによる圧縮ではないさらに高音質なaptX、aptXの音の遅延を短くしたaptX LLなど、全ての圧縮フォーマットに対応し、スマートフォンやポータブル音楽プレーヤーなどの音源側の圧縮方式の最も高音質なものに自動設定されるように設計しています。

パッケージ

パッケージは、商品を安全にお客さまにお届けし、また、包みを開ける時のワクワクを演出する重要なものです。同時に、開けてしまえば、不要になり、過剰な包装は地球環境に負担をかけるものでもあります。campino audioでは、高級なものは、高級なパッケージにという常識から離れ、campino audioではパッケージを再定義しました。パッケージに必要な要素を絞り、デザインはシンプルに過剰な演出を排除しました。素材は、環境に優しいダンボールを採用しながら、プレゼントにできるクオリティを目指しています。


pagetop